年会も終わり次年度へ

12月頃から怒涛の勢いで流されていく印象です。年会が終わると突然に静かになる。

論文…あと少しで1つ目を投稿です。4月上旬予定。中規模。

2つ目はデータの仕上げに入っている。これも遠くはない。

3つ目はあと少しテコ入れします。

4つ目…候補はいくつかあるので来年度中になんとかしたい。

さて、論文を素早く仕上げるには実験している本人の感性が重要。学生にとって1つ目の論文は、だいぶ手間がかかります。何をどこまでデータを揃えるかがわかっていないので、上から言われたことを進めるしかない。これが時間を潰すのです。

1度でも論文執筆に携われば実験しながら本人が書いて言ったほうが時間はかからないかもしれない。

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年会発表などで学生を見ていて思うのは、勉強不足が露呈してしまうのだなということですね…人のことばかり言えませんが。

勉強不足については勉強すれば良いだけで、あとは用語問題が出てくる。遠藤自身もなんとも言えないところですが、学術的な会話能力の穴が口頭発表では出てしまう。これは議論を重ねて意識を変えて学術的な会話に切り替えていくしかないとは思います。

これから1〜2年で出していく論文に関して、まずは国内で発表から講演までこなして、また数年後に日本外かな…うまく転がることを期待したい。その頃は息子殿も高校生だから、もうほっといても一人で行動できるだろう、多分。

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ただいま理論計算中…途中経過を見ると、これまでより妥当な値が出てきている。このまま収束して欲しい。同じ分子でこれまでの初期構造から出発だと、そもそも計算が収束してくれませんでした。

構造が剛直だと収束しやすい、といったことから無意識にモデル分子などでは対称性や剛直さに注意を払ってきましたが今回は本質的に気をつけようがない分子となっています。そうなると初期構造が重要と考えて間違い無いのか…今回の計算が収束したら。

とりあえず〜20万円弱で計算用にマシンを買うかどうか検討中。科研費に書いた研究計画では理論計算も重要な位置付けにあり、ただうまく実測値に沿った計算結果に落ち着くか心配ではある。