汎関数

正直なところ「後付け理論計算」となる場合は「実験値を再現しうるまで条件を探す」ということになるのかもしれません.

ただ何も当てもなく絨毯爆撃で取り組んでも仕方ないので,何が関係しそうなのかを見積もることになります.しかし「一般的な計算レベルでOK」という分子に逆輸入のように「誘導体を異なる条件で再現した計算レベル」を適用すると,実験値から大きく外れたりする.計算の条件によって外れる,これはどうなの…とも思わされます.

科研費の申請にまで投稿さっぱり間に合わなかったので,あまり急がずに計算をかけています.高性能のマシンが欲しいものの,まだ買えない.

今年度はいろいろな支出があり年度末が怖いなぁ…よってマシンの購入が難しい.

ちなみに1つのCPU1コアだけ使用で,分子量500くらいにて必要な計算時間と4コア使用で必要な計算時間を比較すると,1コアは4コアの約4倍弱になりました.公式の情報とほぼ同じだと考えると,16コア程度で十分なのかもしれないしよくわからない.

実験関係の装置も購入せねばならないし,まだまだ余裕はないけど,速度10倍くらいまで持っていければ楽で良いなぁ…少しずつ増強していきたい.