今度は振動計算

Spartanで振動計算やっていた頃を思い出す…その時のマシンスペックは悪くはないというか,少なくとも現在のgaussian用のWindowsマシンスペックよりも高いはずなのですが.

なのに,計算が終わるまですごい時間かかりました.

振動計算は時間かかる,それは間違ってはいないはず…いや,どうなんだろうか実際.

今回はgaussianにて貧弱PCで最後に振動計算を実行しているのですが,想像よりはかなり早く計算が終わる.

遷移状態ならimaginary frequencyが1つある,というアレです.最安定構造なら違いますが.投稿論文の場合,optimizedしたら振動計算やってimaginary frequencyの数とか書け,と指定されているのですが…

これさえも「やりました」で終わってしまうような…ちなみに最近の論文を見ると,振動計算について何もコメントがない論文が普通にある.通ってるんですよね,どういうわけか.

我々のは,今回他にも条件付きで振動計算をやっているので,その計算時間がどれくらいかで悩みが増えるか減るか決まる.

理論計算で,構造要因が少しはわかりましたね…ただ相変わらず理由がはっきりしないものも残る.実測値を裏付けることはできるが,なぜそうなるのかがわからない.

「なぜ過去のケースで駄目なものがあるのか」はわかりました.たぶん.

一見より適した構造の化合物が色々あるのですよね.それらが適していない理由をある程度は解明しておきたいものです.

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少し計算を進めてみましたが,まだまだgaussianの罠に引っ掛かります.

高スペックマシンが欲しいですね.今年度は無理かなぁ…