論文まとめ中

計算のデータを正確に出すために結局は再計算することに.この性能の低いマシンでは時間がかかる.ただ扱っている分子の対称性が良いので,まだ短時間で済んでいるような印象です.

試しに自由度が高い適当な分子の構造最適化をしてみると,なかなか収束していかない.今回のターゲット分子だとB3LYP/6-31G(d)で何時間かかったか…?

初期座標によるので,例えば最初に構造最適化したものをもとにして,パラメーターを追加したりして次の計算をします.これが若干の落とし穴になっている気がする.

ある癖があるようで,パラメーターを部分的に交換して計算すると,前のパラメーターから得られた最適化構造の座標に引きずられるのか計算結果に違和感が…何でだろう.

例えば構造最適化したAに少し条件を追加してA’として計算し,さらに条件を追加してA”とする場合は問題ないようで…これは再現性がありました.

ところが,このAと分子は同じでも最初からとある条件をつけたBの構造最適化をするとき,AをもとにしてBを計算すると特に問題はない気がするのですが,A’をもとにB’を計算すると何か違和感が…あくまでもA’のパラメーターをB’のパラメーターに変えただけです.何回か計算していて結論は変わらないと感じるのですが,細かいところがおかしい?

同系列で統一する必要を感じて再計算.A,A’,A”の組と,B,B’,B”の組を別にする.

落ち着かないので全部を計算し直しすると何週間かかるか…結論は変わらないとは思うのですけどねぇ…

実測データの収集にも最終的に数週間はかかりそうなので,その間に考えをまとめます.

科研費には「submit」までしか間に合わないか,またはsubmitも怪しいか…どこに投稿するかも少々悩ましいです.