ブラック研究室?

当時は「これでも行かないと駄目なのか…」と思ったものの,訓練された社畜のように研究室に向かった記憶があります.

 

寝違えたのです,ある日.

よりにもよって学会発表の練習会が設定されていた日でした.

寝違えて朝から左しか向けない.正面さえ見えない.

 

これはさすがに病院に行こう…と思い研究室に電話したら「歩けるだろ」と言われ,そう言われると否定もできず「歩けますね」と答えてしまい,研究室へと向かいました…ずっと左を見ながら.

 

結局,学会発表練習をしました普通に.

 

スライドが表示されている前に立ち,当時は指し棒を用いて発表するのですが,いかんせん左しか向けないのです.

そして発表で重要なのは,スライドを見続けることではなく聴衆に向かって目配せをすることだということで,ポジションどりはスライド向かって右側ですね.

スライド向かって右側に立つと,左をずっと見ているので聴衆側に嫌でも目線が向かう.しかし自分ではスライドを見れない.

 

首は痛いしスライドは見れないしそれでも指示棒を持って口頭発表するという拷問のような時間が続きましたが,どうにか発表練習はとりとめなく終了…

スライドほとんど見ていなかったのに発表は可能だということを認識しました.

 

この手のエピソードは色々あるのですが,それが常態化していたので,普段はあまり思い出さない.

稀に思い出しますね.

 

思い出したら可能な限り書き留めたい.すぐ忘れそうだけど.