自己管理

うちの研究室は,遅刻(腹痛?)と病欠これやたら多いのですよ.
こういうものなのか…?

基本的に遅刻+欠席者が毎日5人/19人くらいいます.
週に1日くらい,無遅刻無欠席.むしろ珍しい…
遠藤自身は,そこまで厳しくしていないので,基本的には自己判断です.
でも来年度からは,もう少し強く言いますが…

研究室の卒業後にどうなっても,さすがに知るところではないので…というのが根底にあります.

病気やらなんやらの都合で遅刻欠席するのは,個人の感情を優先するという意味で,自己判断で構わない.
ただ,これは「研究室内」というローカルルールでしかないですね,当然.

世の中,研究に本気の研究室では,どうなっていると思いますか?

「遅刻は基本的にしない」
「欠席は許容されても,要するに,本人の闘志次第,研究者としての本気度がわかる」

それぞれ,予想される泣き言と,それに対する模範回答を示していきましょう…
あくまでも「研究者としてシビアな世界に身を置く研究室で,当たり前のこと」です.
うちの研究室ではないです.

なお,このブログを,たとえばEN研関連者などのレベルが見ていれば「そんなの当たり前」と思うかもしれない.

遠藤は,以下のような強制をしておりません.
ただし,研究者としてキャリアを積んでいきたいなら,以下のように考えていない学生は,就職後に駆逐されていく.
強制するものではないのですよ.自分の人生の問題です.

以下,遠藤の実体験にもとづきます.

 

1. 電車やバスの遅延があるので,どうしようもない!

公共交通機関を利用するなら,ギリギリの時間に研究室にたどりつこうとするな.

以上です.

 

2. 体調が急に変わることもある!

そりゃそうなのです.
だから?ということなのです.
遠藤の経験上,以下のものは,ほぼ無視された.

頭痛,腹痛,風邪,その他

どういうことかというと,ある1つの共通点がございます.
「歩けるならグダグダ言うな」

 

3. 風邪をひいて熱が出てフラフラで

歩けますね?

すがすがしいですね.ブラック企業?
実際遠藤も,フラフラしていても,実験するために,研究室に行きました.
それを「しんどい」と思ったことは特にない…
実験が進むので.

 

ただ,自他ともに認める,どうしようもないケースは,経験上,以下のもの.

「歩けない」

めったに起きませんが.

つまり,明らかに「お大事に」となる病欠の1つのキーワードは「歩けない」でした.
これだけ見ると,なかなか酷い扱いですけどね.

 

寝違えて,左を向いたまま,首が曲げられず,前を向かずに,ずっと左肩を見ながら歩き研究室に行ったことありますが…
ちょっと厳しいと電話したら「歩けるだろ」でした.
歩けないことはない…はい…そうですね…当然です.

 

あくまでも,遠藤自身が,学生の頃に実際に考えていたことです.
実験が進まないのは,単なる,自業自得になる.
仕事も同じです.

体調不良で仕事が進まないのは仕方がなかったんだ!なんて泣き言は,一切,通じません.
競合者がいるなら,相手が先に進むだけです.
それがたとえば社内の同期であるとしても.

 

学生の頃の経験から「ああ,こういう世界なのか」と納得しました.
すべて「自己管理の責任」です.

そういう世界です.

あらゆることが自己管理できているか,いないか,これだけで片付けられる.
研究者として本気で生きて行こうと考えている人は,駆逐される前に,根底にある考え方だけは改めておく必要があります.

理科大の学生は基本的な力は十分なのですが,自分に甘い…割合が高い.
これが懸念点です.
そこそこ,シビアに考えている学生もいます.ただ,少数派ですね…

 

学生の頃から「言い訳」しないほうが良いです.

「XXだからできない」は,学生ならば,絶対に言ってはいけない一言ですね.

 

他人が原因となる場合は,やむを得ない.

家族絡みなど.

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