先は長い

足がかりまで,あと数年?

実はも何もなく,さきがけネタを,まだ引きずっています.

色々と語弊はありますが,実際に,さきがけネタの研究が動き始めたのが,理科大にやってきてから,とも言える.
それでも遅れを取り戻すという感覚に似てしまいますが,研究室立ち上げも重なり,円滑に進んでいる状況でもない.
これは自分自身の問題です.

例えば,進歩賞関連の研究も,当初の姿は,かなり異なっていた.
だいたい3年経過して,あるべき形に戻ってきて,想定していた結末に帰着.

さきがけネタについて,想定していた結末に帰着可能か,現時点では,全く予見不能です.

さきがけは「記念受験」のつもりで「夢を語ってくるか」程度で乗り込んで行ったら,通ってしまったんですね.
まず,面接に呼ばれることも想定していなかった.

そのため,かなりの大風呂敷を広げてあるわけです.

定年までに何か出てくるのだろうか?
その定年は現在65歳なのですが,政府が2020年の通常国会に,企業に70歳までの雇用を義務付ける法案を出すとか,どこかに書いてありましたね…

理科大は定年70歳かと思ってました,着任前は.
どこかの段階で65歳になってしまった,ようなことを聞いた気も.

問題は,事務職員ですね.
今後,このままでは人手が不足するのは目に見えているので,特に事務職員については,定年70歳とか検討余地ありなのでは.
しかし,事務職員は定年70歳で,教員が65歳,ということになると,問題になります.
よって,全体的に定年を引き上げせざるを得なくなる.

例えば65歳を過ぎたら,授業負担を増やすとか.非常勤講師の数を減らせるし,悪いことでもない.
そもそも,我々の世代は,アカデミックに残った人数が少ないはずです.
ろくな公募がなかった.
遠藤が公募を見ていた当時,有機系助教の公募が年に5件以下しかなかったんですよ…しかも任期は1件除いて,3年以下.
任期3年以下ですよ? 任期1年とかありましたからね…育てる気ゼロ.

教員も世代によってバランスが悪い.
非常勤の需給も波がありそうです.

ということで,定年70歳にならんかなぁ…
よくわからない締めになってしまった.

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