論文不正
iPSというか,医療関係は多いですね.
とはいえ,化学でないと言い切れないところもあるわけですが.
しかし,ノートチェックとか言ったところで,厳密には難しいところもある.
あとは信頼関係が構築できているかどうか次第とも.
1つのテーマに最低2人を噛ませるのがベストとも言えますが…
だいたい「任期付き」という教員が,何かやらかすことが多いのは事実です.
後に明るみになり,自分の評価が愕然と下がるということは目に見えているのだけど,不思議なものです.
特に,多くの人が利用する可能性のあるものは,後で確実に発覚します.
自分が関わった論文,誰もチェックしないだろうと思っていると,大間違いです.
実際に使うのです.
遠藤の論文も,ちょっとしたものでも,後に誰かが使っているようです.SciFinderで出てきた結果に,我々の反応条件などが原料合成で書かれてあったりする.
学生も,研究室を卒業するから大丈夫だろうと,考えないほうが良いでしょう.
後に発覚して,個人名が出てしまうから,自分のキャリアに大変な問題が生じてしまいます.
教員は,そうとう大掛かりなものでなければ,辞職ということは珍しいですが,もし些細なものでも,監督責任として何らかの処分はあるとして…
元学生は,直接捏造などに関与したことが出てしまうと,会社などでの立場が失墜して人生に関わる展開になりかねない.
些細なものでも,大ダメージです.
よく考えたほうが良いでしょう.