講演の需要と供給

KC4D0297

ふと思ったのですが,一切費用がかからない条件で講演に押し掛けると受け入れてくれる方は,どの程度いらっしゃるのでしょうか.まずは一般論としてアンケートをとってみよう.

押し掛け講演OKという方(交通費,講演費は不要...ただし,研究室見学,可能であればディスカッションなどあり)

View Results

Loading ... Loading ...

 

遠藤の場合,有機化学としての研究の土台は完成しつつあるので,60分〜90分程度は喋れます.でも聴衆も飽きるだろうから60分で済ませたほうが良いとは思っています…

これまで一見すると関係なさそうな幾つかのネタで研究に取り組んでいたため,以前は都合により何が目的かも言えないことが多く苦しみました.結果,話のつなぎが悪かった.もっと検討が必要なことが多いので,頑張らないといけません.

交通費,講演費などは不要で,ただ研究室の様子を見学させていただいたり,ディスカッションしたり,ちょっとした何かがあれば有り難いのですが…基本的には,出張の道すがら立ち寄ったり,といったところです.

 

出張先としては東京が多いですね,やはりというか.早稲田と直接的な関係が切れたため,それも今年度で終わってしまうかもしれません…

他にも,ちょっとした長期休暇に入るとき旅行先などで立ち寄ることも不可能ではない.

 

一方で,自分の研究費からの支出(もしくは旅行,帰省など)で出張ついでに講演したい,という方は,どの程度いらっしゃるのでしょうか.回答者は学生の方でも構いません.

自腹出張ついでに大学などで押し掛け講演したい

View Results

Loading ... Loading ...

 

講演のために資料をまとめたりしていると,頭の中も整理されます.これが案外,悪くはない.

海外だとしんどいですけどね.体力的にも.まぁ海外に呼ばれることなど,まずありませんが…自腹なら話は別みたいです,ちなみに.

 

ちょっとしたことで出張して,時間が余ると酷く無駄な時間を過ごすことになる,というときがあります.論文を執筆とか,することはあるけど,わざわざ出先ですることでもない.一方で講演は出先でしかできませんので基本的に.

 

主要都市に存在する大学では多くの講演があります.しかし地方大学などでは講演を聞く機会は実に少ない.まぁ確かに,金沢に立ち寄るというのは現実味がない…直接,金沢を目指して乗り込んでくるのが普通でしょう.となると,招待しないと金沢には出てこないだろう.招待するほど予算もない,その結果,講演が減る.

金沢は陸の孤島気味なので,外部との接触は多めにあったほうが有り難い.講演が少ない = 今ひとつ他大学との接点が少ないと,狭い世界に閉じこもった人間が出来上がってしまう.特に学生には良い影響はないでしょう…なんとかならないものでしょうかね.

 

 

話は変わって,次の論文の準備がおおよそ終わった気もします.軽い内容ですが,実際,どれくらいの雑誌なら掲載されるものだろうなぁ…今回は最初から,必ず掲載されるであろう場所に投じるので,特に悩むこともないのですけど.

化合物としては面白いけど,手法は既に報告しているので,捩じ込もうとするのはやめておきます.

この手の軽い論文が,けっこうあるのですよね.論文を仕上げるのに費やす時間はけっこうかかる.軽いからといって放置なんてことはしませんが,早く投稿までもっていけると有り難いものです.

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です