色々と準備中

持ち回りで担当する授業もあるのでPCから掘り返そうとしたらデータが消滅していた。ピンポイントで消えているため、PCの問題というわけではなく、何か別の原因ですね。ここ数年、記憶が曖昧なところがある…35歳から45歳はプライベートイベントに注意が必要です。親世代も体調を崩し始めたりして、これが自分では予見し難い。自分も健康と事故に注意しようと思わされる…

理論計算は、同じ汎関数と基底関数を適用できない類似分子あり…知りたいことは見えたので、現状ではこれで良いとします。これから延々と理論計算をする日々が続くことは変わりない。まずは論文に「理論的には目論見通りの結果が出ていない」という結論を書かなくて済む。現状の結果だと若干、気になるところもありますけど。

理論計算の細かい条件設定はまだまだ曖昧。もう色々とやってみないとわからないだけ…条件によってはベストの結果が導けるのかもしれない。しかし、そこまで必要かもわからない…

ちょっと早いプロセッサを積んだPCで計算開始、当たり前だけど結果は同じになります。速度は、プロセッサの性能の通りですかね…コア数が大きく増えたけど結局、そのコア数を単純にシングルタスクに突っ込むだけ。あまり並列計算は実行していません。さらに高性能のプロセッサに置き換えても、速度は極端には変わらないですね…

まだ難しさを感じるのは、計算レベルは抜本的に影響を与えるものの、やはり初期座標なのか?…前のPCで何度か計算実行する限り微妙なズレで収束しなくなる。コツがある様子なのですが「この構造から計算開始で大丈夫だろう」と思ったら駄目で、前回に見つかった最適構造をどういう経緯で導き当てたのか、少々不思議な気もする。

新しいマシンで再度、その構造を構築しようとすると、なかなか手間取りうまくいかない。前のマシンのチェックポイントファイルを読み込んで再度計算すると結果は同じですね!…当たり前だけど再現性がないと困ります。この手の計算で恐ろしいのは「微妙な初期座標に気付けず、メカニズム解明に至らない」という人為的なミスの部分。AIは、このあたりを解消して最適なものを見つけてくれるのでしょうか。

今後に合成する化合物についても計算を続けることになりますが、ピンポイント設定に悩みそうです。とりあえず構造を組んで計算すれば何とでもなると思っていた頃がありました。着地点は見えてきているので頑張ります。

2025年12月にPACIFICHEM…で、それに参加を考えると今年度中に色々と済ませておかねばならない。