2023年度卒研生も決まりましたし…

結果的に6名になりました.

1次募集では1名で,ここ最近だと珍しい数字.助教の先生が加入して体制が変わるという懸念があったかなかったか…

年度により研究室の人気は無意味に偏ることが多く,たとえば1次応募0というケースの翌年の1次応募では殺到するなど,いまひとつバランス感覚がおかしい気はします.

学生は「なんとなく人数が多いところに出した」「多いところに出して失敗した」と言っており,確かに例年,ある分野,研究室に人気が集中するので後で学生に聞いてみると「特に意味はない」「学年全体で,どことなくXX化学分野に偏り始めるが,その分野が好きとか得意といった理由は重要ではないのでは」「雰囲気」という始末.

そもそも5名しか受け入れられない研究室に15名が応募しても…入りようがない.何を考えて集中するのでしょうかね…特に自分の成績などが並であれば,応募人数が少ない研究室に1次で応募したほうが良いでしょう.

成績がそれなりに良い学生が1次募集で殺到した研究室に落とされて,他の研究室への二次募集に回るからです.結局,成績がそれなりに良い学生と競合になり2次も落ちてしまう可能性が高くなります.

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研究室は年度末に向かって不具合が色々と発覚し,4月に整備をするはめに…なぜ早く言わないのか,というものが少なくない.

そのあたりはコストの都合で年度開始してからにはなりますが…

論文に向けてデータまとめていきましょう…助教の方も参入するので,0から1までやらなくて済むようになる,はず.

理論計算は,途中で止まらなくなった…か? 過去の類似研究の報告例を見ても,理論計算の結果を出していないケースが多いようにも感じるので,やはり曖昧な領域なのかなぁと感じます.

実測で良いデータがあるなら,それだけで問題ないから余計なことはしない,という結論になるのかもしれない.