長かったですね…なぜだろう

内容は特に追加改訂を依頼されずacceptになった様子.これで1つ目,けっこう苦労するものです.

改訂版を投稿してから5週間くらい経過しているのに結果としては特に追加改訂要請はない.どういう経緯があったのか気になる.

あとはフォーマットに従い一部を直して編集作業に入るだけです.

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現状だと幾つかデータ収集に入るものがあります.今年度中に1つくらいacceptまで処理したいですね…

メジャーどころの雑誌に投稿するには,まだ時間かかりそうです.JOC,OrgLett,Chem. Eur. JOC…もう少しシンプルな雑誌も当面はターゲットにします.どうにかしたいんですけど自分で合成やってるわけではないので.

うちの研究室の学生だと『超ゴリ押しで合成する』という感性が育っていない.どうしてだろうなぁ…厳密にやろうとすると時間はかなりかかる.

遠藤が合成していたときは,とにかく手抜きがしたくて仕方がなくて,原料合成だと既知ではなくても5段階収率とかで決めていたことも.最終段階まで精製は簡単にしかやらない.

特定の標的化合物を合成するときも同じ感覚.

ただ,最近は実験項の再現性が特に重視される印象…再現できることは必要ですが,簡単な実験であっても個人の技量で結果は大きく変わるんですよね.

実際,既知化合物の合成をしていて文献値を大幅に越えた収率が得られることもあるし,逆も然り.収率が本当に哀しいくらいに低くなければスルーして次のステップに進んでしまいますが.

文献値を大幅に越えると不気味ですね…何故かそういうこともあります.

手抜きというのは,雑に実験するという意味ではないですね.いかに簡単に反応停止後の処理をするか,高めの純度で目的物をどのようにして回収するかをよく考えることです.

誰か博士課程まで進んでくれないと難しいですかねぇ…