もう少しで突き抜けそうですが…

中間と期末の合計340枚の採点はキツい…
そして,なぜか期末がボロボロの平均点.
教科書の本文に関わるところを設問として出しているだけで,なぜこうなる.

さて,息子殿も,そこそこ聞き分けもできるようになりましたが.
まだ手間かかりますね.

2〜3歳だと「時間がかかる」の意味が,あまりわからないのです.

スーパーに買い物に行くのに,時間がないから近場にするということよりも,自分が行きたい店に行くということが目的になるので,暴れるわけです…
ということが,各タイミングで起きる.

子どもが生まれる前は,8時15分に起床して8時30分に家を出る,という生活でしたが.
今は,6時〜6時30分に起きて掃除洗濯食事,8時30分過ぎに保育園に向かい,そこから研究室へ.

現在は4歳半.
小学2年生までは,確実に,この生活は続く.
それまで研究の進捗は遅い可能性が高いか…驚異的な実験数の学生が登場すれば別ですが.

ここ5年ほど,研究業界の様子を少し観察してきました.
自分自身の抜本的なブレイクスルーにつながるアイデアが出にくい,というところもありましたけど.
問題意識を持てば持つほど,うまく形にできなくなる.

ただ,少し研究の「負」の部分は見えてきています.
これをひっくり返さねばならないことはわかっているのですけどね.

個人的には,同じことを繰り返したくはないのです.
同じようなことを徹底したほうが先に進みやすいのはわかっています.

飽きっぽいと言えば良いのかもしれない.

徐々に,まとまってきているので,先に進めそうな気配は出てきています.
他の人に先を越されなければ.

これまでの「継続的なアイデア」で出したテーマは,面白いように,1年後くらいには,他の研究者が論文を出してしまします.
その1年以内で戦わねばならないのですが,簡単に突破できる状況ではないことを実感しています.

よって「自分さえも理解しづらいテーマ」でなければ駄目だという結論になっています.
その点を攻める感覚が,少しつかめてきています.

よく考えると,助教のときの感覚に,かなり近い.
難しいです,この感覚は.

「成果が出ないリスク」を強く意識させられて,二の足を踏むからですかねぇ…

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です