写真をどうにか…


寒々しいので.

そう言えば,思い出しました.

遠藤がブログっぽいことを始めたのは,確か助教着任後3年くらい経過してからです.
ちょうど,さきがけに応募した後だったような…で,PACIFICHEMに参加していたとき,さきがけから面接に呼ばれたのだったか,そんな時系列です.

個人的には,特定の内部事情が明らかになるものを書いた記憶がないのですが,よくわからない情報源から,遠藤が内部事情をブログ上で公開しているという点について,ボスに連絡が入ったそうです.

まったく身に覚えが無い…いや,内部事情を公開するほど,内部事情など知らないのです.しょせん助教ですよ.

一度,クラッキングを食らってデータ吹っ飛んだので,当時のブログの内容は残っていません.
ただ,どういうことを書いていたかというと,どちらかというと,現在casebookに書いているような中身が大半で,当時の早稲田大学の内情がわかるようなものや,たとえば入試に関するような内容,そういったものには,触れたことがない.

というか,そういうところに触れる権限など一切持っていなかったので,知らないので,書きようがない.

結局,その1度限りで以降は何もありませんでしたが.

助教時代は特に,こういう「不可解な何か」が多かった.
謎の風評も聞こえてくるとか,わりと落ち着きませんでしたね.

ポスドク時代から助教,准教授時代にかけて言えることは,
「特に他意はないとしても,自分を貶めるような不思議情報が,微妙に出てくる」
こともありうる,とかいうことかもしれない.

さて,さきがけは既に終了したことにはなっていますが…(中身的には何も終わるどころか,あまり進んでいない)
先崖と言われたりしてもいますが,いずれにせよ,少しずつでも進まねばなりません.
結局,あの手この手と考えてきたものの,軸としては3つくらいに収束してきている.

なぜ先崖って,そこに難しさがあるとは思います.
可能性としては「これできたらノーベル賞?」というものも,おそらく提示されたりするわけで.
それが簡単に達成可能なら,誰も苦労はしないのですねぇ…

ただし,提示されないことには,研究の芽さえ出ない.

遠藤の個人的な感覚に過ぎませんが,ブレイクスルーは,基本的に,かなりシンプルな手法でなされる,ということです.
しかし,そのシンプルな手法に行き当たらない.
難解さが増して混乱して出戻り,これが実際だろうと思います.

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