Casebook
2013/11/17
そろそろ写真が尽きてきた…出先の写真を適当に貼付けているだけなので,なんだかわからないかと思いますが.
いずれ報告事項があります.まだしばらく待つとします.
ちなみに,Casebookというものを立ち上げました.Facebookはやっていません.Twitterも都合によりアカウント消しましたし…
少しずつ書き溜めているので,公開は遅れます.
道がそれた妙な結果が出てきました.相変わらずアウトプットに対する知識に乏しい.
まだ研究の本旨の部分ではないので,論文となった暁には「なにやってんのこれ」というイメージを皆様に植え付けることでしょう.
そのほうが研究者として健全な気がします.
僕のキャリア最初の論文も,研究の本旨ではなかったのですが,同様に「なんだこれ」というものであったかなとは思います.
今現在は,その論文から脈々と研究が続いています.当時は「うまくいかん」というなかでの論文発表でした.
ようやく,少しずつ「道を踏み外している感」が出てきました.
いつまでも,同じネタで食いつなぐつもりなし.
…と,ジボリルアルカン系は,もう完全に僕の手を離れつつありますね.
http://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2013/sc/c3sc52824c#!divAbstract
JACSで報告した後,ジボリルアルカン合成法も検討しようと考え,後に他の方々が発表した手法はやっていましたけど,まとめる根性が僕には残っていませんでした.
確か,ベンジル位C-Hボリル化でジボリル化するのは,収率が悪いけど過去論文のどこかに書かれていました.僕も検討したもののやめました.
他の誰かが着手すると予見できたため,どうでも良いといえば良い.
正直,馬力のある研究室には,人海戦術で処理可能なものについては負けます.人手のないグループは,結局,先駆的例を築き上げるか,誰も真似しようがないものに取り組むほかない.
同じネタを続けていると,食われてしまうので嫌だ,というのが,本心かもしれません.
もう少し検討してみようというのはありますけどね.