一発屋
2013/10/22
ハルビンの大気が良質?…4年前に講演に出た時点で,そんな感覚はなかったのですが.
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131021-00000009-rcdc-cn&pos=3
一発屋.
芸人で頻繁に耳にするようになった単語ですが,これは研究者にも適用可能かと思います.
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131020-00010000-bjournal-ent
でも,一発当てるのも,難しいものです.研究に限らず,人生で一発も当てることない人のほうが圧倒的に多いはず.
そして一発当てると,今度は「○○やってる遠藤」のようなイメージになっていきます.研究では,このように,自分の印象を強く与えるテーマを作ることに執心しがちですが,それはdeadendを目指しているという意味でもある.
だから5年くらいで,少しずつ違うことに展開したいなぁと思いませんか?
実際に取り組んでみると,今が7年目だから…来年度中には論文にせねばならない,どういう形でも,と思うのですけどねぇ…
なかなか難しい.10年ごと,としたほうが精神的には楽.そうなると,3サイクルで終わってしまうけど.
「助教~准教授で大当てしたけど,その後は鳴かず飛ばずのケース」は,よく言われていることです.
今は,特に若手で何か当てないと,教授になることが難しい.
30代前半の助教で当てれば,教授まで駆け上がれる可能性は高いのですが,「特に何も当てずに教授に駆け上ってから大当てするケース」は厳しいでしょう.
それなりの金額の研究費が当たらなければ教授にはなりづらい.地方大学はよくわかりませんが.
研究費は,人事における重要な尺度となるようです.
その研究費のために必要なものは,論文の数というよりも,一発のインパクトという気はしています.現実的に,論文数は少なくてもユニークな研究に取り組まれている方は,それなりに研究費を稼いでいる.
ユニークで,なおかつ論文数も多い,という方がベストかもしれませんが,論文にしやすい一般性を追及すると「誰がやっても同じ」という研究に収束している昨今.
独自性を追及すると,なかなか研究は進まず論文量産には至らない.
論文数と,それらのインパクトファクターが高い,だけど誰でもできる研究をしている人も少なくありません.意義はあるのだろうなぁと感じるので凡庸ではなく,競合他者との違いがわからない,というのがきつい.
個人的に,僕はこれから当てる,という感覚です.まだ手探りが続いているからです.
現時点で,大当ての裾を踏んでいるとは思いたい.
ただけっこう時間かかりそうです.早くやれ,と怒られそうなのですけど.
