研究室配属に向けて

なんなんだろうなぁこの寝相は.

さて今年度は,研究室見学の人数が多い.
理科大の学外の方に向けた説明ですが,理科大の卒研配属は,化学科・応用化学科・二部化学科の3学科に属している学生なら,その3学科のどの研究室に配属希望を出しても良いのです…
正直,これが吉と出ることもあると思うのですけど,これまでに学科ごとに学んだ特色は,どこに行ってしまうのか.

そして来年度の4年生は,今年度の4年生よりも,60人くらい多い.
研究室配属の競争率が高くなるということ.見学も増えてもおかしくはない.

一応,受け入れについて,アナウンスをここでしておこう.

1. 他大学院を希望する人

来年度は初のM2が修了によりテーマの引き継ぎが重要になるので,他大学の大学院を希望する配属希望者を,受け入れても1名になってしまうかもしれない.
なってしまうかも,というだけで,実際は,よくわからない.
配属希望者の総数・成績・人柄など,総合的に全体を見て,どうするか判断になるので.
内部進学すると宣言して配属し,後で受験することを暴露しようと考えている人は,院試勉強に向けた休みはない,と思っておいてください.
最初に宣言した人だけ特例で院試勉強休みを設けています.
勝手に休むぞという人は「学科が求める配属条件を満たさない」ということになるので,卒研実施ができなくなるおそれもあり.

そもそも,こちらが選ぶほど希望者が来ないおそれが…?

2. 成績

成績が微妙に良くないのに特に気にしていない気配のある人は,おそらく気質があわないので,優先順位が下がる可能性もあり.
単純に,成績通りに評価される,ということなので,特に上位成績者が他に希望しておらず枠が空いていれば,受け入れます.
しかし,他の希望者より成績が優秀だから必ず配属可能というと,ちょっと待ってください.
研究室にて重要なのは,研究室の全体の雰囲気です.この雰囲気にあわないと,成績優秀であろうがなかろうが,配属後に自然と弾かれてしまう(=出て来なくなる)おそれがあります.
そのため,成績を配属の参考にはしますが,絶対条件ではありません.
成績優秀なのに,配属できなかった,なんでだ!と言われても,答えられないのであしからず.

成績が優秀であれば反映はされるけど,研究室や社会での評価は,成績だけでは量れません.これは実体験から,本当にそう思います.

遠藤も成績は微妙なあたりだったけど,だいぶ気に病んでいました.
大学に入ってから,勉学へのモチベーションが湧かなかったのが最大の理由ですが.

3. 人格

成績以上に非常に気にします.
つまり,人となりは,やはり当人の評価の一部となる.これ当たり前ですね…どこに行っても,成績だけで評価されることは,まずない.
人となりの中に,成績も含まれている,と思ったほうが良い.

当研究室については
1)成績が良いから研究に適しているわけではない
2)研究室全体で1つの個体になるため,全体的な雰囲気から外れてしまうと,互いに不幸
3)色々な意味での倫理観などが極めて重要

物静かとか,騒がしいとか,そのあたりは気にしません.

来年度で研究室設立3年.新規ネタでの論文1つ目は来年度,必ず出るでしょう…いやもうネタとして収束したものはあるので.あとはデータのみ.
継続研究絡みでも,1つか2つは出る.
新規ネタは,まだまとまっていないものも多いのですが,M2の分は,ある程度は形にしなければならない.

来年度の研究室規模は,学生総数18人くらいを予定.
半分以上が新しいネタかとは思います.
反応開発,触媒開発,機能性材料開発,ということで,一極に偏らないようにしています.

研究室体制が整い,論文が出始めれば,うまく回り始める印象.そろそろ,乗り込むタイミングとしては良い時期でしょう…と,言ってみる.
実際は,もう少し時間かけないと,研究室の足腰が強くならないけど.

そういえば,このサイトでは,アンケートを実施することも可能なのであった.
3学科での学生同士での調整が,明らかにうまくいっていないようなので,配属希望申込当日にならないと,希望人数総数が曖昧.
アンケート実施したいところだけど,他研究室とのバランスを考えると,実施すべきではない気がしたので,やめておこう.

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