板書撮影

KC4D0205

写真に意味はありません.いつ撮影したのか,よくわからない,金沢大学自然研本館.

 

このサイトに何か攻撃が加わっているようで,アクセス制限かかってしまいました.その制限を固有IPを1つずつ入力して解除せねばならなくなり,けっこう面倒です…

 

たまに見かけますね,これ.

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141108-00000010-pseven-bus_all

 

スライドの進行速度に追いつけないからと,安易に撮影しているかと思いますが,予習と復習をしないならば,撮影すると講義を受けても,ほぼ意味なくなります.

やはり書かないと,何も覚えずに終わる.授業時間に勉強すれば,かなり効率が良くなるというのに.

という,個人的な経験です.当然,自分が学生の頃は,たいしたこと考えていませんでした.

 

遠藤は特に撮影を遮ろうとは思いません.撮影して学生自身が不利益を被るかもしれない,ということくらいは,学生に告知しておくべきかも.撮影する学生は,おそらく有機化学に進もうとも考えていない,という気がしますが.

意外と,ノートに書く,という身体の動きなどで覚えたほうが早いのです,勉強は.動きと関連させた知識は,そう簡単に忘れません.

撮影すると,一枚だけなら「撮影したスライドの内容」という記憶が残るかもしれない.しかし,あまり枚数を重ねると,そういう動機付けも薄れて曖昧になることでしょう.

 

撮影が便利,というなら,撮影しても構わないのですけど,絶対に損します.撮影は手抜きの現れで,要するに「手書きしたくないし授業後に聞きに行きたくない」ということ.そういう手抜きをする人が,あとでしっかり勉強するなら問題ないのですが.

便利な機器類が増えた一方で,人間の中身自体は変わっていない.便利な機器を,実はうまく使い切れず振り回されている,それが残念な現実かと思います.

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です