やっと投稿したが…

どこに引っ掛かるか分かりにくい論文。掲載される雑誌はそこまでこだわっていない。審査で引っかかりそうなところはシンプルにわかりきっている…

わかっているけど、そもそもこの論文の形は5年前に完成していた。ただし再現性など問題が山積みのままで、しっかりとトドメをさせない状態が続いていた。こういう論文にトドメをさせるというのは、担当者の結構な力量が必要だったりする。再現できるのかわからないとか、化合物の精製に問題があるとか、この辺りは「本当に完結できるのか?」という不安感が担当者にも残ってしまいやすい。

この論文については、まず形にするというところを重視。有機化学の専門誌のどこかには掲載されるでしょう。ささっと掲載決定してほしいとは思います。

この関連の研究がまだ続いているので、そちらの方をうまく育てたいところです。

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もう1つの論文は、もう何年も論文を書き続けているものなのですが…フルペーパーでそこそこ重たい。分量の問題というより、再現性や着地点などで懸念点があったので時間かかっています。これも最終局面です。

個人的にはジボリルメタンの系統を引き継ぐ内容と認識している。ジボリルメタンは最初にJACSに投稿した後すぐ飽きていた(担当者には申し訳ないが)。個人的にはジボリルメタンのコンセプトが最大価値で、ジボリルメタン誘導体を用いる反応とかジボリルメタン誘導体の合成法とか、そのあたりはもう驚くくらい興味が薄かったので…そういう隙だらけだと駄目だとは思いますが、他の人やってくれるなら良いのかなとは。当初は無節操だなと怒りはあったものの、徐々に研究業界に対する諦観の念でそんなものかなと…

この継承研究、これも個人的には重要な位置付け…ただ、世間的な位置付けは知らない。自分の研究を進める上で、この結果が得られたことは有意義なのです。有意義なんだけど、もうかれこれ5年くらい経過している。この性質が出ることは分子設計した10年以上前に想定していたもので、我ながらそれでよく続けられたものだと感心はしている。これもトドメを刺さないと次に進めない。次に進むと言っても一部手探りに戻ることになるのですが、しばらく並行して継続研究は進めます。

この論文は…3月には基本形が完成するはず。もうほぼ完成しているのですが最後までデータで揃わないと、確信して形にできないのです。4月にかけて校閲して最後の仕上げに入る感じか…

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3つ目は執筆開始して半年くらいですが、データ収集の途中段階で書き始めたのでまだ十分ではない。これは基礎の基礎ではあるが、もうその段階で1つ目を投稿します。次の論文の内容の見通しは少しできてはいるが、しっかり着地してくれるかは、まだわからない。

これはもう、なんでしょうね、はっきり言って遠藤の専門性からはかけ離れている。これに関連する方向性は高校生くらいからイメージしてきたものなのでもう少し展開します。他の形での具現化も目指しますが…

予定では4月くらいには形が完成しているはず。2つ目の論文を投稿する前後だと思われる。

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4つ目、5つ目、6つ目…たぶん書けそうな段階まで来ています。この中に大化けしそうに思えるものが混ざっている。ただ、かなり急がないと夏までに投稿できる予感がしない。次の科研費で上を目指すには、この論文の一部が必要そうなイメージなのですが、まぁ無理しないほうが良いかなぁとも感じている。

ポイント抑えて、その通りになれば。ちょっとチャレンジしても良いかもしれないなとは。

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今年は研究室としては4〜5報は論文投稿可能と予想。ここまで来るのに10年かかるとは…全部一貫した研究内容だけど理解は得られにくいかもしれない。個人的には「コンセプト」が最大価値であって、そこから流用して色々と展開することに興味はあまりない。だから、またコンセプト立ち上げをしなければならないと思っているけど、早いうちに始めて継続研究からの引き継ぎに問題発生しないようにせねば。

2026年、2027年で研究内容的には少しまとまったものになる予定…そうなると懸念していたことが起きるかもしれない。研究内容とは関係ない話ですが、少し考えないといけないなぁ…とは…