オープンキャンパスも終わりました…昨年度より人は明らかに減った.
高校生に,少し,先を考えるよう促した方が良いと思うけど.
目先しか見ないと向後の憂い.

経済状況により就職しやすくなると,毎回,懲りもせずに,似た現象が展開されるような気もします.

「面倒なことしなくても無難な仕事につけるはず」

バブル期などは,そこその人数が,この考えに取り憑かれ,現在,生産性の乏しい人材として,バッサリと切られているという現実があるのでは.
単なる仕事と割り切る場合でも,20〜30年後くらいを目安に,現在,力を入れねばならない.
18歳なら38〜48歳,どうなっているか考えるべきかと.
そこでバッサリ切られてしまうリスクのほうが高い.

2030年くらいに団塊世代の影響が出る可能性が高いわけですが.
ここで大きく落ちるか,踊り場で止まるか.

もし日本の経済状況が2050年頃に再浮上していないなら,海外に行けば良い.
行けば良いけど,学生の頃に研鑽を詰まずに,海外で勝負なんてのは,リスクが高過ぎるわけです.

不動産も「安くなる安くなる」を連呼してきた専門家は,5年も言い続ければ,どこかで高止まりするのは当たり前だと思いますが…
先読みしているわけではない.
一般人は,住居費ゼロに近いなら,住居を買わなくても,待ち続ければ良いと思いますが,そうでなければ,さっさと買うしかないかと.
ローンが通らなくなるし.

いつまでも健康だと思わないほうが良いですね…
ローンでは,健康などの影響も利息に効いてくる.

現在25歳前後なら,まだまだ様子見で良いと思われます.
若さは価値ですね.

築年数が変化しないとして,10年かけて4000万の底値から+1000万になり,さらに5年で−500万になり,消費税が上がって+100万とか考えたとき,
もし底値から5年後に「だいぶ高くなったから買い控え」とか考えて10年くらい経過したら,
その間の住居費が,同じ規模で,安く見積もって住居費月15万としても,1800万.
+2400万で10年くらい築浅のもの買ったら,むしろ損失が大きい.

20年後に,さらにー500万とかなったとしても,一般人にはどうでも良い話なのです.
物件価格が−1000万としても、支払った住居費+3600万.
単純に+2600万,ついでに+20歳では,ダメージしか残らない.

20年後に−2000万で、現在5000万の物件が、同条件で3000万なんてことが、起きるかどうかですが.
郊外や地方では簡単に起きる現象かもしれない.

人口減少で人手不足で経済失速
AIが発展して仕事がなくなる

これも互いに戦っていて,見通し不明ですね.
AIが発展することは,人口減少している国には追い風かなとも思われる.単純労働に限っていえば.
一方で,人口が膨れ上がっている国にはダメージが出る.
専門技術職の雇用が増えても,単純作業などの雇用が減るなら,後者の影響は,かなり大きい.

結論としては,何が起きても対応できるように,若いうちに力をつけておくことかと…
手抜きすると,ろくなことがない.
単純労働は影響を受けやすい.
事務仕事とか,レジ打ちとか.

ということで,前期の有機化学2の採点をしているのですが…
期末のほうがシンプルなはずなのに,平均点が下がりそうな気配.
なぜだろう…試験問題も,教科書の各項目最初のあたりを読んでおけば,そこそこ書けるはず.
単位を落とさないように配慮したつもりが,これは厳しい.

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