免許更新…

そういえば,息子殿は,額と後頭部が迫り出していて,そのあたりだけ日本人の骨格とは何か違うような…異常があるというものではない.
以前は,もしかして何か問題が…と危惧してはいましたが,そういう極端なものではありません.
両親に,骨格は,まったく似ていない.似ていないほうが良いけど.

息子殿と動物園に行ってみました.
混雑のため,息子殿は,動物よりも人に興奮していたような気がする.
空いている日を狙うしかないな…

しかし,遠出して遊ぶようになってから,息子殿が遊べ遊べと朝から大騒ぎするようになったか…?
さすがに体力的にもしんどいので,早寝するしかないという結論になりそうです.

大学院時代:午前3時に就寝,午前8時過ぎに起床…5時間睡眠くらい
三十代後半:午後11〜12時に就寝,午前5時に起床…5〜6時間睡眠くらい
今の体力的に,午後11時就寝だとキツいことだけは明らか.

しかし大学院時代は,平日5時間も寝ていたのか,わからない.午前4時あたりに寝床に入っていた記憶もある.
そして土曜日に寝て,起きたら,月曜日の朝だった,なんてことがありました.
あれには驚いた.

息子殿の起床時間に幅があってわからないのです.5時から7時まで.
7時まで寝ていると問題ないが,5時起きという最悪の事態を想定せねばならない.

次は水族館にでも行くかと.電車に乗るのが好きなようなので,ある程度は距離があっても問題なかろう.

あと少しで年度末の雑用は終わりそうです.
ここで免許更新.
早生まれだと年度末の慌ただしい時期に更新に行かねばならないから困る.

色々と他にも個人的雑用あり.
今週中に処理して来週も色々あり,卒業式が終われば二週間ほど,たぶん何もない時間が得られる,はず.

そこで新年度のテーマを確定して,論文を書いたりする.
収率改善やら,基質汎用性やら,データ収集やらを終えれば投稿,と思えるものについては,だいたい本文の流れを仕上げてしまう.
これが就活に入ったM1の実験に依存しているから,どこで投稿にこぎつけるか,わからんのですよね.

なお遠藤の研究の組み立て方は,他の教員の方々(他大学を含む)とは違うので,配属を今後,希望する人などは,注意して欲しいところでもあります.
基本的に,1つのものを広げていく能力は,遠藤にはありません.
仮に「共役付加反応」を世界で初めて見出したとしても,そこから共役付加反応を徹底して,大量の論文につなげていくことは,たぶん無理.
こういった手法は,どちらかというと,欧米の方々が得意としている気がします.

遠藤はこれが下手なので,もう割り切っています.
・一般的な手法が,エントロピー増大的な手法
・遠藤の手法は,その逆で,エントロピー減少的な手法

数多のアプローチをかけて1点に収束していきたい.
収束はしないと思うけど.結局,

独立研究室の運営に至るまで,ボスの下で苦戦していた点は,この展開方法のミスマッチ.
研究グループの学生数が最大でも5人,少ないときは1人なので,数を打つことができない.
あるネタを発掘したら,そのネタを中心とした研究を続けねばキャリアを続けることが難しい.

学生間での情報共有などにより研究テーマの底上げが可能となるため,本来は,エントロピー増大法が継続研究には好ましい,らしい.
テーマを散らすと,単発で成長しづらいのです.
しかし,エントロピー増大法で継続研究 = 惰性,予定調和,とも言えなくもない.ここで手抜きというか,楽をしようという無意識も働いてしまう.

学生が,変なことが起きて悩んでいる,というとき,これこそが底上げのチャンスです.
だいたい最初に「これやってみよう」というテーマは,残念ながら,何かが欠けていることが多い.

つまり学生は,与えられたテーマから「違和感」を見つけることができれば,研究者としての成長につながると考えておきましょう.

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