更新速度も落ちたものです

研究に関しては,来年,低空飛行しながら論文を出すという感じになるかと.
大学関係の重ための仕事は減るはず…減るのか…?
今年度は,けっこう,微妙な重たさのものが集まっています.

研究というのは難しいものです.
「ここ突破すれば次は進みやすい」というものを突破するかどうかで決まる.
そういう意味では,そのネタが3つくらいあるのですが,あとは実験次第です.

下手に方向性は変えられないですからね.
これが困るわけです.

世の流れに乗れば良い程度の研究なら、やらなくて良い…
と言える環境で良かったと思います.
それを狙って理科大にきましたので…

一方で,これくらい,早く終わりにして次に進みたい,というテーマは,大きな進展以前に,どんどん結果が欲しい.
欲しいけど,これは実験する人の手腕による.

早いか遅いかは,実験数や,テクニックの問題より,その研究についてどのように考えているかという点で決まりかねない.

そうえいば,遠藤が学生の頃に「神」が宣った言葉通りかもしれない.
あれは超1流の研究者とは何だ,という話題だったのですが.

学生の研究に対する姿勢で考えると以下のように適当に分類される.

「言われたことをやっていれば良いと考え,成果も出せない」
これが最悪なパターンではある.

「言われたことでは実験失敗が多いが,自分の工夫で突破したい」
これが意外と問題.
言われたことができないのに,工夫してはいけない.
工夫するのは最低限,言われたことできてから.

「言われたままだが成果は出して論文になる」
これでも1流とは言い難いでしょう.

「言われたもので成果を出し,なおかつ自分なりの工夫で成果になる」
これで1流になる?

「なおかつJACSなどに掲載」
これで超1流と言えなくもない…ということになる.

会社に就職する際に,超1流クラスは,そこそこいるでしょう.
感覚的には全学生の2%くらい…?
1%だと少ないし,3%だと多いような.
そいつらに勝てるかどうかという話ですね…

1流クラスの学生は,はいて捨てるほどいる,というのが現実です.
名の知れた研究室だと,超1流を含めて7〜8割はいる.
全学生だと20%くらいを想定…

そういう意味では,理科大の学生は,就職後に厳しい戦いを強いられる,可能性もありますね.

負荷おもいっきりかけますね.潜在性があれば.
パワハラではございません…

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