中国人民大学

KC4D0156

2013/12/02

とりあえずメインホールの写真.スライドは両サイドに表示されて小さくて見づらい.中央に巨大なスクリーンを作れば良いのに,何なのだろう…

明日,他の小さめのホールで発表します.20分くらいだから,英語は適当でいいや…と言いながら,明日には何か後悔していることだろう.

この手の講演では,一貫して同じ研究を続ける場合,特に楽かなと思います.どういった英語表現を用いれば良いか,何度も講演しているうちにパターンが決まるので.

一方で,細々と研究内容を変えると,なかなか熟達しない点が難しい.僕は発表回数が多くはないので,本当はフラフラ出かけたい.けど,そんな余裕はない.

講演を聴いていて思いましたが,ネィティヴの速度で喋られると,母国語ではない人間は疲れるし理解しづらいものです.1つのフレーズが長過ぎるのは考えもの.

英語に熟達している講演者のネックは,早口で長いフレーズを一様に喋ってしまうことか.日本人には「全部がつながって聞こえる」という現象が起きやすい.

過去を振り返っても,何がポイントか相手に伝える気がないだろ,というケースは,ネィティヴスピーカーに多かったです.

身近なところでは,PACIFICHEMに参加すると,特に実感します.次回は2015年だったかな.

http://www.pacifichem.org/

だいたい「自分の研究の全部が重要です」と言いたくなるのが典型的なのだろうか…

あまり英会話がうまくないレベルの発表のほうが,聴いていて楽であったりする.ぶつ切りで短いフレーズの方が理解しやすいのです.特に研究という,難解な要素が含まれていると,わざわざ聴衆の混乱を招かない方が良いに決まっています.

だから,ネィティヴの講演が良いとは限らない.英語講演の善し悪しは,英会話能力に依存せず,構成能力にあるということですね.

宿泊地は大学内です.しかし宿泊費は安くはない.東京のビジネスホテルの安いプランと価格帯は同等でありながら,施設やサービスは芳しくない,ということから「高くて悪い」では中国としては先行きが怪しい気もします.

質は「学生寮」という感覚かもしれません…でも最近は綺麗な学生寮もあるしなぁ…

価格帯は北京だからでしょうか.

予算をオーバーする場合であっても,一泊一万円超くらいの一般のホテルに宿泊することを勧めたいものです.精神的には良いと思われます.

なお,北京の一般的な雰囲気は,喧々としているだけです.日本と険悪な雰囲気とかそういったものは何も表には出ておりません.

一般人にとって,対外的なことが直接自分の生活に影響するわけではなく,同時に自分ではどうしようもない.

デモや暴力行為などは,あくまでも暇人によって作り上げられたデモンストレーションの1つで,群集心理で集まれば調子に乗るということに過ぎないのかもしれません.

明後日の早朝には北京を出ます.授業の準備をせねば…

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